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年齢のせいだと諦めずに対策を考えてみましょう。
このカテゴリでは、性感染症に関する本のレビューを掲載しています。
本書は大きく二つに分けられます。前半は「エイズは愛では防げない!」というテーマによる対談になっており、後半は、性感染症に対する論考とエイズ学習についての提言となっています。対談では、全国の学校で公演を行っている北山氏による、公演時の子供達の反応などの話が出ており、大変興味深いものになっています。
また、北山氏自身がHIV感染者であるので、その発言のリアリティと説得力は強いものがあります。HIV感染者への誤解に関する話題を読むと、まさか、とか、理解されていないのだなあ、などと思いますが、翻って自分自身が街中で彼らに出会ったときに正しい対応がとれるかは、心もとなくもあります。
対談の中でも、北山氏は親や学校を通じた教育の必要性を強く訴えられています。対談の最後の段落タイトル「感染と“道徳”とは別の問題」というものが、重要性を持って感じられます。
本書は、STD(性感染症)について、その知識面のみならず、STDにかかったことによる不安や、パートナーが感染したことに対する悩み等、これまでは光を当ててこられなかった「心の問題」に大きなウェイトをおいて書かれています。
STDに関する情報はここ最近、とても増えてきていると言え、疑問に対する回答は得やすくなってきています。しかし、著者も指摘するように、実は一番大きな問題であると思われる「心の問題」に正面から取り組んだものは見当たらなかったと言えるでしょう。それだけに、本書の持つ意義は大きく、STDを頭で理解するだけではなく心で理解するためにも、本書を教育の場において活用されるのも良いでしょう。
ガンの治療の世界においては、心のケアという分野がかなり確立されてきています。STDという、人の体だけではなく心への影響も大きな病に対しては、同様の心のケアが進んで行くことを願っています。
本書では、40件近いケースについてQ&A形式で、読者に語りかける文章で丁寧に回答されています。また、最後の章には基礎事項に対して、ダイジェスト形式によるQ&Aが掲載されています。
本書は、10代の子供達向けの、エイズとSTD理解のための本です。1ページに一項目ずつQ&Aが掲載されており、「蚊が刺してもうつる?」や「こんなことでうつる?」といった、ごく初歩的なことから、「感染者と発症者はちがう」「母子感染の確立は10?30%」などの情報、そして、「誰でも感染する可能性がある」「愛のない性交はしない」といった具体的アドバイスが、50項目以上に渡って掲載されています。
他にも、クラミジアが10代、20代に多いことや、がいせんやケジラミといった、性交以外でもかかる病気にも触れられており、STDの総合的な理解に役立ちます。10代の子供達、またその親達がSTDを学ぶ一歩として、大変利用しやすいものになっています。
性感染症(STD)は,急速な変遷を遂げ,多くの観点から情報が提示されていますが,欧米の資料によるものや誤解を招く表現も認められ,第一線の医療関係者に困惑を招くことも少なくありません.近年,開業医(泌尿器科,皮膚科,産婦人科,小児科,内科等)もSTD患者に遭遇する機会が多く,「わが国」におけるSTDの現状を正確に把握し,適正な診断,治療法を即役立つよう記載しました.
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