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医学的な解説や産婦人科の知識。
このカテゴリでは、女性の体に関する本のレビューを掲載しています。
本書は、女性自身が自分のからだをよく知り、自分で自分のからだを管理することが出来るように、手助けをしてくれる本です。自分の性のことを、単なる機能や働きとしてだけではなく、自分の健康のこととして、豊かな生活のためとして理解できるよう、多くのアドバイスが掲載されています。
そのテーマは多岐に渡り、「美しさについて」「女性のからだと病気のこと」「妊娠のこと不妊のこと出産のこと」「思春期を迎えるあなたと思春期の子供を持つあなたへ」などが用意されています。
「美しさについて」というテーマから始まっていることが、本書の姿勢をよくあらわしていると言えるでしょう。「女性が歳を重ねるということ」や「からだのオキテはもう、いらない」など、知らず知らずに囚われてしまっている考え方や、社会の常識とされていることに対して、一度立ち止まって、ゆっくりと考えてみることを、やさしい口調で書き進められています。
また、思春期に関する項目にも、女性の更年期のつらさを例にあげ、心とからだのギャップが生み出す苦しさに言及しています。「青春は力強い、明るい」という一元的なとらえ方は危ういと指摘しています。このように、世間の思い込みの目線にさらされる辛さといったことにもシッカリと触れられており、この時期の子供自身、また彼らに関わる人々の参考となるでしょう。
産婦人科医であり、性カウンセリングを専門に行っている著者による、女性の性の知識を向上させてくれる本です。本書は、あいまいな知識を確かなものにするために、そしてその知識を使って健康で豊かなリプロダクティブ・ライフ(性や妊娠・出産に関わる生活)をつくるのに役立つように書かれています。
第1章では「女性の身体の基礎知識」として、まず読者の知識と健康をチェックすることから始まります。簡単な問いとチェックシートが用意されており、ここで自己診断をすることが出来ます。その上で、生理のサイクルや仕組み、女性器の構造などの基礎知識が紹介されています。
第2章は、気になる症状に対してのアドバイスがQ&A形式で、約70ページほどにわたって紹介されています。テーマは「月経」「不正出血」「おりもの」「下腹部の異常」「外陰部」「排尿」「自律神経失調症・精神症状」に分かれており、日常で感じる多様な違和感などに対するアドバイスが掲載されています。
第3章では女性に多い病気の症状から治療法まで、約20種類に及ぶ病気の基本情報を網羅しています。ここでは、子宮膣部びらん、バルトリン腺嚢腫、外陰脂肪腫といった病気のことにまで触れられていますので、病気の基礎知識を増やすことができます。
産婦人科医である著者のもとに寄せられた数々の相談メールとその回答を、100件以上紹介した本です。一問一答というような形式で、1ページにひとつずつの相談メールが掲載され、それに対して的を射た回答がコンパクトに行われています。
最後の部分には、Eメールのメリットとデメリットについての解説があり、著者の病院でのメール相談の実例も掲載されています。本書はオールカラーで大変読みやすく、ちょっと気になることがある時にパラパラと気軽にめくれる本だと思います。
「医者は患者に対して“どんな病気を持った人間であるか”よりも“どんな人間が病気になったか”と、患者を人間として診ることが大切だし、患者のほうも、からだの変調を異常と診断されて納得する愚かな患者にならないで欲しい」と訴える著者がおくる、女性のからだと病気の不安を解消してくれる「読むお医者さん」です。
小陰唇の左右が不ぞろいなことに悩む女性のエピソードから始まる本書は、終始、著者のざっくばらんな雰囲気の文章によって、「それは心配することじゃないよ。悩み方が間違ってるよ」と諭してくれます。
具体的な内容としては、第2章では「膣洗浄は百害あって一利なし」「ソコの発生音を気にしないで」「病気になりたがる愚かな患者」、第4章では「つわりの特効薬はない」「子宮と卵巣以外ならレントゲン被曝は心配ない」「流産率など信じないで」、第7章では「不妊とは三年間妊娠しないこと」「卵子と精子にも相性がある」、第9章では「こんなシコリが乳がんの疑い」「種類の多い性行為感染症(STD)」「B型肝炎は垂直感染」といったものがあります。
『社会と性を考えるために』
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『青少年の性を考えるために』
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